はまみらいウォーク

はまみらいウォーク Hamamirai Walk
西側（国道1号側）より撮影
基本情報
国	日本
所在地	横浜市西区高島二丁目 - 一丁目
交差物件	帷子川
設計者 施工者	設計：横浜市道路局建設部橋梁課 施工：坪井工業
建設	2005年11月 - 2008年6月
座標	北緯35度27分50.97秒 東経139度37分32.64秒 / 北緯35.4641583度 東経139.6257333度 / 35.4641583; 139.6257333座標: 北緯35度27分50.97秒 東経139度37分32.64秒 / 北緯35.4641583度 東経139.6257333度 / 35.4641583; 139.6257333
構造諸元
形式	2径間連続鋼床板箱桁ラーメン橋
材料	鋼
全長	101.5m
幅	約12m （有効幅員10.4m）
高さ	5.6m （水面から）
最大支間長	47.9m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

はまみらいウォークは、神奈川県横浜市西区の横浜駅東口とみなとみらい地区の間の帷子川に架かる人道橋（ペデストリアンデッキ）である。2009年7月21日に開通した^[1]。

概要

当人道橋は横浜駅側が横浜新都市ビル（そごう横浜店）および横浜スカイビルの2階部分（風の広場〈はまテラス〉、公開空地）と接続されており、さらにみなとみらい地区側は日産自動車グローバル本社と直結しているため、ビル内の「NISSANウォーク」を通り抜けることによって横浜駅方面〜みなとみらい地区間の最短でのアクセスが可能である^{[注 1]}。またこの他にも、NISSANウォークとの接続部付近より帷子川沿いに整備されている「水際線プロムナード」に降りることが可能で、このプロムナードを介して西側の国道1号や東側のみなとみらい大橋（みなとみらい大通り）、高島水際線公園へ行くことができる^[1]。

この人道橋が完成するまでは横浜駅からみなとみらい地区へ徒歩で行く場合、国道1号経由か、横浜ベイクォーターからみなとみらい大橋経由と時間がかかっていた。

なお、当人道橋の東側に平行して架かるみなとみらい大橋には、横浜新都市ビルおよび横浜スカイビルがある区域（出島地区）の海側より同橋の中央付近に向かってT字型に接続される自動車等も通れる道路（栄本町線支線1号）の計画があるが、整備時期は未定となっている^[2][3]。また、当人道橋上の屋根が架かっている部分（西側）には動く歩道の設置も当初計画されていたが、2009年の開通時には設置が見送られている（将来的に設置する計画となっているかについては不明である）。

当人道橋のデザインはエムアンドエムデザイン事務所が手がけており、2011年には土木学会デザイン賞優秀賞を受賞している^[4]。

完成から開通までの経緯

2008年6月に当人道橋が完成し当初は同年秋の開通を予定していたが、水際線プロムナードの工事の遅れなどにより開通が翌年7月までずれ込んでいる。2008年の段階ではNISSANウォークがまだ存在しなかったため^{[注 2]}、みなとみらい地区へのアクセスを可能とするのに同プロムナードの完成を待つ必要があった^[1][5]。

名称について

当人道橋の名称は計画段階では「横浜駅東口ペデストリアンデッキ（仮称）」とされていたが、2008年6月に一般公募を行い同年10月には316件の応募の中から「はまみらいウォーク」に決定している^[5]。

ギャラリー

• 
  橋上より日産グローバル本社方面を望む
• 
  水際線プロムナードより接近撮影
• 
  東側より撮影

脚注

注釈

1. ^ NISSANウォークの利用可能時間は朝4時30分〜翌1時15分で、それ以外の時間帯は水際線（すいさいせん）プロムナード経由してみなとみらい大橋付近まで迂回する必要がある。
2. ^ NISSANウォークが開通したのは、当人道橋および水際線プロムナードの開通から翌月となる2009年8月のことである。

出典

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、はまみらいウォークに関連するカテゴリがあります。

• ペデストリアンデッキ
• 横浜の都市デザイン
• 横浜博覧会 - 1989年の開催期間時には、横浜駅側（横浜新都市ビルおよび横浜スカイビルの2階外）の公開空地より会場まで、ゴンドラリフトで結ばれていた。

外部リンク

• はまみらいウォーク（横浜市道路局橋梁課〈Wayback Machineによる2016年3月4日時点のアーカイブ〉）