藤中謙也

藤中 謙也
Kenya Fujinaka
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-07-25) 1993年7月25日(30歳)
出身地 山口県周南市
ラテン文字 Kenya Fujinaka
身長 188cm
体重 83kg
血液型 B型
選手情報
所属 サントリーサンバーズ
背番号 10
愛称 ケンヤ
ポジション OH
指高 240cm
最高到達点 340cm
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藤中 謙也(ふじなか けんや、1993年7月25日 - )は、日本の男子バレーボール選手。山口県周南市出身。V.LEAGUE DIVISION1のサントリーサンバーズ所属。

来歴

小学1年生の時、クラブチームの監督をしていた父とママさんバレーをしていた母の影響で、地元の少年団[1]に入り本格的にバレーボールを始める。

防府市立大道中学校への転校を経て、2008年(中学3年時)、全日本中学校バレーボール選手権大会出場。

JOC全国都道府県対抗中学バレーボール大会に山口県代表として出場、準優勝。個人として「JOC,JVA杯」、「オリンピック有望選手賞」を受賞。同大会のオリンピック有望選手賞には今村貴彦、セッター賞に関田誠大など[2]

全日本中学生選抜にて主将を務め、国際大会を経験。

高校では、日本一を獲ることを目標に中学時代のチームメイトと揃って宇部商業高等学校に進学。

2009年(高校1年)、全国高校総体、国民体育大会、春高バレーに出場。

2010年(高校2年)、国民体育大会、全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場のほか、全国高校総体で優勝。個人としてベスト6受賞。

この時のセッターは関田誠大だった[3]

2011年(高校3年時)、全日本バレーボール高等学校選手権大会に出場。

全国高校総体に出場、3位に入賞。個人として「ベスト6」を受賞。

10月、地元山口県にて開催されたおいでませ!山口国体[4]にて、主将として率いる宇部商業の高校生チームで出場、優勝を果たす。なお、総合開会式およびバレーボール大会開会式それぞれにて、選手宣誓を務めた。

専修大学進学後の2012年には、ユース日本代表としてアジアジュニア選手権に出場。

翌年2013年(大学2年)、ユース日本代表として東アジア地区男子選手権大会に出場、準優勝。 大学チームにて全日本インカレ、ベスト4。

2014年6月、東日本インカレで、後にサントリーでチームメイトとなる山本湧を主将に専修大学として初優勝。最優秀選手賞を受賞[5]

2015年(大学4年)、日本代表に選出される。

2016年4月、サントリーサンバーズに入団。加入直後よりスターティングメンバーとしてチームに貢献。

5月、黒鷲旗にて若鷲賞(最優秀新人賞)を受賞。

Vプレミアリーグ16/17シーズン、個人として最優秀新人賞を受賞。

2017年8月、台湾・台北にて開催された2017年夏季ユニバーシアード日本代表メンバーに招集、銅メダルを獲得。

2018年5月、V.LEAGUE 2018-19では入団3年目ながらキャプテンに着任。

6月から2ヶ月間、海外経験を深めるため、チームメイトの山本湧とともにブラジルへ渡る。

9月、サントリーホールディングスを退社、サントリーサンバーズとのプロ契約を交わし、プロバレーボール選手に転向。海外移籍を視野に入れていることを公言した[6]

2019年5月、第68回黒鷲旗で優勝、ベスト6に選出。

ファン投票ならびにVリーグ推薦により選出される「Vリーグオールスターゲーム」出場選手に、サントリー入団から3年連続(16/17シーズン、17/18シーズン、18/19シーズン)で選出されている。

他、オフシーズンには、全国各地へサントリーサンバーズの選手として赴き、バレーボール教室の講師をしたり、サントリーブランドのPR、地元箕面市への貢献活動等に取り組んでいる。

2022年2月22日、練習中に右足関節捻挫(全治3-4週間)の負傷を負った[7]。4月3日、V・レギュラーラウンド最終戦で復帰[8]。ファイナルステージも出場しチームの連覇に貢献した[9]

2022年、AVCカップに出場するメンバーとして日本代表に招集された。弟の藤中颯志も出場メンバーに選出されていて、兄弟での国際大会出場となった[10]。また、サントリーにも颯志が移籍入団し、V.LEAGUEでも颯志と共に戦うこととなった[11][12]

2022-23シーズン、サントリーはV1男子ファイナルで敗れ準優勝で3連覇を逃すが、レシーブ賞を受賞となる活躍を見せチームに貢献した[13]

人物

球歴

所属チーム

受賞歴

主な特集・出演

  • 先輩・柳田将洋の背中を追ってサントリー藤中謙也
  • SUNTORY SUNBIRDS「In Focus Vol.14」
  • 日刊スポーツ 専大・藤中主将「優勝したい」

脚注

  1. ^ [1]
  2. ^ 全国都道府県対抗中学バレーボール大会
  3. ^ [2]
  4. ^ [3]
  5. ^ [4]
  6. ^ [5]
  7. ^ “藤中謙也選手の怪我について”. サントリーサンバーズ (2022年2月28日). 2022年3月12日閲覧。
  8. ^ “パナソニックがプレーオフ最後の切符を獲得 VOM清水邦広「僕たちも熱い試合をしていきますので、バレーボール全体を応援してください」V1男子”. バレーボールマガジン. (2022年4月4日). https://vbm.link/627146/ 2022年4月18日閲覧。 
  9. ^ “サントリーが2連覇 WD名古屋をGSで下す Vリーグ男子/バレー”. サンケイスポーツ (産経新聞社). (2022年4月17日). https://www.sanspo.com/article/20220417-3F5JKOIBXBH5JLOVSKKRXR5DM4/ 2022年4月18日閲覧。 
  10. ^ “2022AVCカップ男子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月9日閲覧。
  11. ^ “サントリーサンバーズ 藤中颯志 選手入団,ならびに新GM就任のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2022年9月1日). 2022年9月9日閲覧。
  12. ^ “サントリー 日本代表(AVCカップ出場)の藤中颯志が入団”. バレーボールマガジン. (2022年9月1日). https://vbm.link/636714/ 2022年9月9日閲覧。 
  13. ^ “ウルフドッグス名古屋が7年ぶり2度目の優勝 -中央日土地 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN V.FINAL STAGE FINAL 最終結果-”. V.LEAGUE (2023年4月23日). 2023年4月30日閲覧。
  14. ^ [6]
  15. ^ [7]
  16. ^ “VC長野 選手5名の内定を発表”. 月バレ.com (日本文化出版). (2021年10月22日). https://www.getsuvolley.com/211022_vc_nagano_newplayer 2021年10月22日閲覧。 
  17. ^ “内定選手のお知らせ”. VC長野トライデンツ (2021年10月22日). 2021年10月22日閲覧。
  18. ^ いかちゃん [@ikachanndaa] (2023年12月30日). "従兄弟の藤中謙也選手、颯志選手を応援しに東京グレートベアーズVSサントリーサンバーズの試合見に行きました". X(旧Twitter)より2023年12月31日閲覧
  19. ^ http://www.shunan-taikyo.or.jp/php/article_manager/?page=display&var=boyscouts&act=list
  20. ^ http://www.city.hofu.yamaguchi.jp/uploaded/attachment/85004.pdf

外部リンク

サントリーサンバーズ 2023-2024
スタッフ
S
OH/OP
MB
L
V・プレミアリーグ男子新人賞
日本リーグ
1970年代

74-75 吉田重誉 / 75-76 山田修司 / 76-77 村上情次 / 77-78 花輪晴彦 / 78-79 鶴徹朗 / 79-80 藤田幸光

1980年代

80-81 該当者なし / 81-82 蘇武幸志 / 82-83 笠間裕治 / 83-84 奥野浩昭 / 84-85 米山一朋 / 85-86 川合俊一 / 86-87 眞鍋政義 / 87-88 植田辰哉 / 88-89 中西弘之 / 89-90 泉水智

1990年代

90-91 中垣内祐一 / 91-92 該当者なし / 92-93 泉川正幸宮崎謙彦 / 93-94 佐々木太一

Vリーグ
1990年代

94-95 平野信孝 / 95-96 該当者なし / 96-97 高橋智則 / 97-98 朝日健太郎 / 98-99 川浦博昭 / 99-00 加藤陽一

2000年代

00-01 河野裕輔 / 01-02 甲斐祐之 / 02-03 越谷章 / 03-04 越川優 / 04-05 阿部裕太 / 05-06 石島雄介

V・プレミア
リーグ
2000年代

06-07 富松崇彰 / 07-08 白澤健児 / 08-09 福澤達哉 / 09-10 今村駿

2010年代

10-11 岡本祥吾 / 11-12 手塚大 / 12-13 千々木駿介 / 13-14 深津英臣 / 14-15 鶴田大樹 / 15-16 柳田将洋 / 16-17 藤中謙也 / 17-18 井上航

V.LEAGUE
DIVISION1
2010年代
2020年代

20-21 河東祐大 / 21-22 大塚達宣村山豪 / 22-23 該当者なし

 
1990年代
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
 
2000年代
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
 
2010年代
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
★は黒鷲賞、☆は敢闘賞
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