朳差岳

朳差岳
大石山分岐からの朳差岳・鉾立峰(2011年8月撮影)
標高 1,636.4 m
所在地 日本の旗 日本
新潟県岩船郡関川村
位置 北緯37度56分33秒 東経139度36分32秒 / 北緯37.94250度 東経139.60889度 / 37.94250; 139.60889座標: 北緯37度56分33秒 東経139度36分32秒 / 北緯37.94250度 東経139.60889度 / 37.94250; 139.60889
山系 飯豊山地
朳差岳の位置(新潟県内)
朳差岳
朳差岳 (新潟県)
  • 北緯37度56分33秒 東経139度36分32秒 / 北緯37.94250度 東経139.60889度 / 37.94250; 139.60889 (朳差岳)
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プロジェクト 山
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朳差岳(えぶりさしだけ)は、新潟県岩船郡関川村にある飯豊山地北部の山である。標高1,636.4m。日本二百名山の一つ。山頂付近はハクサンイチゲニッコウキスゲマツムシソウなどの高山植物が見られる。

杁差岳、えぶり差岳と表記されることもある。

山名と漢字表記

農具の一種の「えぶり」(柄振・朳)を担いだ人の姿をした雪形田植えの頃に現れることが山名の由来である。

この山名を漢字で表記する際、「朳差岳」ではなく「杁差岳」と表されることがある。

「朳」は農機具のえんぶりを表す漢字であるが、「」は水門を意味する漢字である。したがって「杁差岳」という表記は誤りであるともいえる。

しかしながら、新潟県関川村など関係自治体、観光協会などにおいても「杁差岳」と「朳差岳」の表記はどちらも用いられているため、漢字表記には混乱があるというのが現状である。

このような混乱を避けるため、「えぶり差岳」とひらがなで表記する文献もある。

登山

西側の奥胎内ヒュッテから足の松尾根を登るか、飯豊山地の主稜線を南から縦走して大石山の西隣のピークへ至り、そこから北へ伸びる稜線をたどって朳差山頂に向かうのが一般的なルートである。山頂の南に無人の朳差小屋がある。

水場は、朳差岳避難小屋(朳差小屋)の東側の雪渓尻にあるが、雪渓がなくなっている場合は、さらに数分笹薮の切り開きを下り、千代吉沢から取る必要がある。千代吉沢から取る場合の水量は、時期にもよると思われるが、あまり多くない。

1964年の新潟国体の際には山岳競技の会場となった[1]

参考画像

  • 急峻な足の松尾根
    急峻な足の松尾根
  • 鉾立峰から見た朳差岳
    鉾立峰から見た朳差岳
  • 朳差小屋とお花畑
    朳差小屋とお花畑
  • 頼母木小屋から朝日連峰を望む
    頼母木小屋から朝日連峰を望む
  • 頼母木小屋から見た日の入りと朳差岳
    頼母木小屋から見た日の入りと朳差岳
  • 地神山から見た朳差岳(手前は頼母木小屋)
    地神山から見た朳差岳(手前は頼母木小屋)

朳差岳から頼母木山・地神山方面を望む

脚注

  1. ^ 「登ってみよう! 関川村の5つの山」(PDF)『広報せきかわ』第724号、関川村、2021年8月1日、3頁。 

関連項目

外部リンク

  • にいがた観光ナビ:杖差岳・大石登山口 - 新潟県観光協会
  • 登山情報:朳差岳 - 関川村自然環境管理公社
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