小書きヲ

本来の表記は「𛅦」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(小書き仮名拡張)が含まれています(詳細)
平仮名
文字
𛅒
字源 をの小書き
Unicode U+1B152
片仮名
文字
𛅦
字源 ヲの小書き
Unicode U+1B166
言語
言語 nan
ローマ字
発音
種別
かな
仮名
万葉仮名


片仮名
平仮名の異体字片仮名の異体字

五十音撥音

わワ らラ やヤ まマ はハ なナ たタ さサ かカ あア
ゐヰ りリ (𛀆𛄠) みミ ひヒ にニ ちチ しシ きキ いイ
(𛄟𛄢) るル ゆユ むム ふフ ぬヌ つツ すス くク うウ
ゑヱ れレ (𛀁𛄡) めメ へヘ ねネ てテ せセ けケ えエ
をヲ ろロ よヨ もモ ほホ のノ とト そソ こコ おオ
んン

濁点つき

わ゙ヷ ばバ だダ ざザ がガ あ゙ア゙
ゐ゙ヸ びビ ぢヂ じジ ぎギ -
ゔヴ ぶブ づヅ ずズ ぐグ -
ゑ゙ヹ べベ でデ ぜゼ げゲ -
を゙ヺ ぼボ どド ぞゾ ごゴ -

半濁点つき

ら゚ラ゚ ぱパ た゚タ゚ さ゚サ゚ か゚カ゚ あ゚ア゚
り゚リ゚ ぴピ ち゚チ゚ し゚シ゚ き゚キ゚ い゚イ゚
る゚ル゚ ぷプ つ゚ツ゚ す゚ス゚ く゚ク゚ う゚ウ゚
れ゚レ゚ ぺペ て゚テ゚ せ゚セ゚ け゚ケ゚ え゚エ゚
ろ゚ロ゚ ぽポ と゚ト゚ そ゚ソ゚ こ゚コ゚ お゚オ゚

小書き

ゎヮ ゃャ - - - - ゕヵ ぁァ
𛅐𛅤
小書きヰ
- - - - ぃィ
- ゅュ っッ ぅゥ
𛅑𛅥
小書きヱ
- - - - - ゖヶ ぇェ
𛅒𛅦
小書きヲ
ょョ - - - こコ ぉォ
𛅧(小書きン)
ㇷ゚

多音節

(イフ)
(かしこ)
(こと/コト)
(さま)
(シテ)
(トキ)
(トモ)
(なり/ナリ)
(まいらせ候)
(より/ヨリ)
(ごと)
(ドモ)

踊り字

ゝヽ
〱゙ ゞヾ
〱゚ ゝ゚ヽ゚

長音符

この表には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字や、画像化した文字が含まれています

小書きの「を」は小書き平仮名の「」、小書きの「ヲ」は小書き片仮名の「」であり、台湾語仮名で使用される仮名のひとつである。前の音と組み合わせ1モーラを形成する。通常は日本語では使用されない。

台湾語仮名では、「オ」と「ヲ」は異なる発音の表現とされている。「オ」の白話字は「o·」であり、「ヲ」の白話字は「o」である。第4声のお段の音の後に来る第8声の白話字での「oh」の発音を小書きの「ヲ」で表記して使用する(白話字での「o」に対応する仮名は、前の音がお段でも「ヲ」になる)。

𛅒、𛅦に関わる諸事項

  • 2017年10月に暫定的にUnicode番号が確定した。カタカナはU+1B166に割り当てられ、平仮名はU+1B152に割り当てられた[1]
  • 2019年3月にUnicode 12.0で平仮名及び片仮名が登録された。

関連項目

ウィクショナリーに関連の辞書項目があります。
𛅦

参考文献

  • 林美秀「日本統治時代における台湾語仮名表記の変化過程 -「オ」「ヲ」表記の分析を通して-」『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第25巻第1号、岡山大学大学院文化科学研究科、2008年3月、13-28頁、doi:10.18926/13256、ISSN 1881-1671、NAID 120002310388。 

脚注

  1. ^ Additional repertoire for ISO/IEC 10646:2017 (5th ed.) Amendment 2.2
  • 表示
  • 編集