本来の表記は「𛅦」です。この記事に付けられたページ名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
小書きの「を」は小書き平仮名の「を」、小書きの「ヲ」は小書き片仮名の「を」であり、台湾語仮名で使用される仮名のひとつである。前の音と組み合わせ1モーラを形成する。通常は日本語では使用されない。
台湾語仮名では、「オ」と「ヲ」は異なる発音の表現とされている。「オ」の白話字は「o·」であり、「ヲ」の白話字は「o」である。第4声のお段の音の後に来る第8声の白話字での「oh」の発音を小書きの「ヲ」で表記して使用する(白話字での「o」に対応する仮名は、前の音がお段でも「ヲ」になる)。
𛅒、𛅦に関わる諸事項
- 2017年10月に暫定的にUnicode番号が確定した。カタカナはU+1B166に割り当てられ、平仮名はU+1B152に割り当てられた[1]。
- 2019年3月にUnicode 12.0で平仮名及び片仮名が登録された。
関連項目
参考文献
- 林美秀「日本統治時代における台湾語仮名表記の変化過程 -「オ」「ヲ」表記の分析を通して-」『岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要』第25巻第1号、岡山大学大学院文化科学研究科、2008年3月、13-28頁、doi:10.18926/13256、ISSN 1881-1671、NAID 120002310388。
脚注
- ^ Additional repertoire for ISO/IEC 10646:2017 (5th ed.) Amendment 2.2