野村五男

野村 五男(のむら いつお、1941年昭和16年)12月2日 - 2010年平成22年)9月23日)は、日本政治家。自由民主党参議院議員(2期)、茨城県議会議員(3期)を務めた。

経歴

茨城県出身[1]早稲田大学政経学部卒業[1]。卒業後はいすゞ自動車社員[2]、代議士秘書[1]、常総地区トラック協議会会長、茨城県トラック協会理事を経て[2]1978年茨城県議会議員に当選[1]。3期務める。

1989年、茨城県選出の参議院議員岩上二郎が死去。茨城県選挙区補欠選挙が行われることになり、自民党茨城県連は茨城県議の野村を擁立、党本部に公認を申請した。これに対し、岩上の妻妙子(元参院議員)が無所属での立候補を表明。保守は分裂状態となったが、妙子は、当時自民党幹事長の小沢一郎などの説得を受け、立候補を撤回。野村の公認が決まった。選挙は社会党の候補に大差を付けて初当選[3]。参議院議員を2期務める。また、第2次橋本内閣法務政務次官を務めた。1998年第18回参議院議員通常選挙で落選[3]

その後、2000年第43回衆議院議員総選挙茨城県第7区より自由党公認候補として立候補するも落選した[1]2004年石下町長選挙に立候補した[4]が落選した[5]。2010年に68歳で死去した。

このほか社会福祉法人理事や運送会社社長を務めた。

脚注

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  1. ^ a b c d e 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』416頁。
  2. ^ a b 『いはらき』(現・『茨城新聞』)1978年11月30日2面、「無投票当選者と抱負」。
  3. ^ a b 『国政選挙総覧 1947-2016』427頁。
  4. ^ 『茨城新聞』2004年7月7日1面。
  5. ^ 『茨城新聞』2004年7月12日1面。

参考文献

  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
議会
先代
石川弘
日本の旗 参議院労働委員長
1994年
次代
笹野貞子
日本の旗 参議院労働委員長 (1994年)
第1回
(定数4)
3年議員
偶数回
定数2
第2回
第4回
第6回
第8回
第10回
第12回
第14回
第16回
第18回
第20回
第22回
第24回
第26回
奇数回
定数2
第3回
第5回
第7回
第9回
第11回
第13回
第15回
第17回
第19回
第21回
第23回
第25回
↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:補欠選挙で当選。
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