きんくる 〜沖縄金曜クルーズ〜

きんくる
~沖縄金曜クルーズ~
ジャンル 情報番組
出演者 津波信一
大谷奈央
安良波明里ほか
製作
制作 NHK沖縄放送局
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2007年4月6日 -
放送時間金曜日 19:30 - 19:55
放送分25分
公式サイト

特記事項:
毎月1回・年10回程度の九州ブロック県域ごとの差し替え放送日に放送
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きんくる 〜沖縄金曜クルーズ〜』(きんくる おきなわきんようクルーズ)は、NHK沖縄放送局沖縄県内向けに放送している地域情報番組

概要

沖縄局では、2006年度に『沖縄情報市場』枠でローカルバラエティー番組として『おもろてれぐすく』を、第1金曜日夜の地域情報番組として『沖縄潮流』を、それぞれ放送していたが、NHKの改革による地域番組枠衰退に伴い終了。その代替番組として、2007年4月にスタートした(後に『沖縄潮流』の後継として『ドキュメント沖縄』がスタート)。

内容は、出演者の個性によりバラエティータッチとはなっているが、沖縄県が抱える様々な問題や、県内で活躍している人たち・これからの活躍が期待される人たちに焦点を当て、掘り下げていくというもの。スタジオのセットは「沖縄の海を航海中の船」をコンセプトにしたものとなっている。番組ホームページでは出演者が過去の内容を振り返っているが、コンセプトに合わせて「航海日誌」と銘打たれている。

基本的に生放送で、地元の人であれば放送を生で見ることができる公開番組となっている(一部回は収録・非公開)。また、2007年5月19日には、『NHKネットワーク54』で、地元差し替えを行っていない全国で「沖縄の美少女事情」[1]が、2007年6月30日には同枠で「変わる?沖縄結婚式」[2]が放送された。

なお、番組立ち上げにかかわった武田真一は、わずか2年足らずで東京へ戻ることとなった。2008年3月21日[3]の放送(第28回)で、武田に加え、アシスタントを務めていた新城美幸もが退任挨拶、及び新年度の番組継続と津波の継続出演が告知された。。

同年3月26日の2008年度新番組・担当者発表記者会見で、名古屋から異動する飯田紀久夫が新たに担当となることが発表された。また後任のアシスタントは、津波が主宰する劇団から起用された。なお、4月4日沖縄尚学高等学校が第80回記念選抜高等学校野球大会で2度目の優勝を遂げたため、急遽『きんくる』が編成され、前任者・武田の『ニュース7』の後を受ける形で飯田らがデビューした。

2023年7月14日放送分から放送終了後、NHKプラスの「ご当地プラス(九州・沖縄エリア)」において見逃し配信の対象となっている。(2週間視聴可能)

本土復帰50年特集

2021年度には、2022年の沖縄本土復帰50周年記念「つなぐ未来へ」キャンペーンの一環として、全5本からなる特別シリーズ(1本75分)が放送され、この内容を2022年5月9-12日深夜(10-13日未明)と、5月15日深夜(16日未明)の『ミッドナイトチャンネル』で再構成し、全国放送された。また第5回「どこにもないテレビ」は、ドキュメンタリーの部分を抽出・再構成し、ジョン・カビラのナレーションを入れた単独の特番[4]としても放送されている。

県内放送日 全国放送日[5] テーマ ゲスト
1 2021年5月14日 2022年5月9日 基地と政治 西銘むつみ(解説者。沖縄局記者・ニュースデスク。5回通し)
2 2021年10月1日 2022年5月10日 暮らしと経済
3 2021年11月26日 2022年5月11日 スポーツに夢を乗せて きゃんひとみ(元琉球放送出身のフリーアナウンサー)
4 2022年1月21日 2022年5月12日 沖縄ソウルフードジャーニー
5 2022年3月18日 2022年5月15日 どこにもないテレビ 武田真一大阪局アナウンサー。ゲストMC)、山里孫存(沖縄テレビ放送プロデューサー)

放送日時

いずれも沖縄県内の総合テレビ

  • 本放送:概ね毎月1回程度の金曜日 19:30 - 19:55(通常週は福岡放送局製作の九州ブロック番組「The Life」を生放送している)
  • 再放送:その週の編成により以下のうちのいずれかで放送。
    • 本放送翌日の土曜日 9:00 - 9:25
    • 本放送の翌週の水曜日か木曜日 11:05 - 11:30(現在)
※再放送の日程については番組のホームページを参照。
毎週放送されていたころの第1金曜は「ドキュメント沖縄」を放送するためこの番組は休止。またその他随時九州ブロック番組やNHKスペシャルなどの全国放送を組む場合があり休止となる日もある。また直前の「NHKニュース7」が枠拡大される際は番組が臨時休止になったり、放送時間が繰り下がる場合がある。
なお過去に九州ブロック番組の「特報フロンティア」はこの番組が放送された場合、沖縄地区では日曜日7:45-8:10の放送が初回扱いとなっていた。

出演者

  • 津波信一(ローカルタレント、開始当初から)
    武田降板後は飯田より年下ながら「船長」役を引き継いだ。
  • 大谷奈央(沖縄局アナウンサー、2023年4月7日から)
  • 安良波明里(あらは めいり/MEIRI、2018年度からアシスタント)
※このほかに、毎週の内容に合わせたゲストも参加。

過去の出演者

  • 武田真一(NHKアナウンサー、2007年度「船長」)
  • 飯田紀久夫(同上、2012年6月に広島に異動するまで沖縄局の放送部アナウンス担当副部長の役職にあった)
  • 塚本堅一(同上、2012年6月 - 2015年3月)
  • 大橋拓(同上、2015年4月 - 2019年3月)
  • 池間昌人(同上、2019年4月 - 2020年3月)
  • 竜田理史(同上、2020年4月 - 2021年3月)
  • 荒木さくら(同上、2021年4月9日 - 2023年3月1日)
  • 新城美幸(ローカルタレント、2007年度アシスタント)
  • 新城愛理(しんじょう あいり、ローカルモデルで、津波が主宰する劇団に参加。2008年度アシスタント)
  • 石原萌(元Folder5メンバー、2009年 - 2010年度アシスタント)
  • 川満彩杏(かわみつ あい、2011年 - 2017年度アシスタント)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 2007年4月20日(第3回)放送。この回は後にミスマガジンに出場しグラビアアイドルとして活躍する佐藤さくらが出演していた。
  2. ^ 2007年6月15日(第8回)放送。
  3. ^ サブタイトル「卒業!旅立ち!僕らの卒業発表会」
  4. ^ NHK・民放の貴重映像を交え描く『沖縄返還50年証言記録 どこにもないテレビ〜人気番組が映した沖縄の半世紀〜』5月29日放送
  5. ^ 放送上の日付。実際には翌日未明

外部リンク

  • きんくる 〜沖縄金曜クルーズ〜
  • 沖縄「きんくる」ブログ - ウェイバックマシン(2008年9月21日アーカイブ分)
北海道ネットワーク

19:30 - 北海道道/北海道スペシャル[1]

東北地方[2]
関東甲信越地方[3]
東海地方[4][5]

19:30 - 東海 ドまんなか!
20:13 - アノコロTV 知らないとは言わせない![1]

北陸地方[5]

19:30 - 北陸スペシャル[1]

近畿地方[6]
中国地方[2]

19:30 - コネクト

四国地方[2]

19:30 - 四国らしんばん[7] - ノルノルミシル![7][1] - 前園真聖 四国推したび[7][1] - ドキュメント4

九州沖縄地方[2]

19:30 - ザ・ライフ - ウオカツ![1]

県域などの番組[1]
東北

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中国

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四国

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九州・沖縄

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関連項目
特記
  1. ^ a b c d e f g 随時放送(甲信越などほぼ毎週放送されるものもある)
  2. ^ a b c d 回により各県ごとの差し替えあり
  3. ^ 回により北関東、甲信越各県ごとに差し替えあり
  4. ^ 回により静岡県のみ、もしくは東海4県各県ごとに差し替えあり
  5. ^ a b c d 2022年度から中部(東海・北陸)7県でのブロックネットでの放送から東海4県(回により中京圏の3県、ないしは各県別単独)と北陸3県(各県別単独を基本に随時北陸3県ブロックネット)それぞれの地域別放送に移行
  6. ^ 回により府県ごとの差し替え(特に兵庫・奈良)あり
  7. ^ a b c 毎月1回程度
  8. ^ 基本は2局ネットで交互製作するが、内容により各県別単独の場合もある
  9. ^ 番組自体は継続中
  10. ^ 地元に本拠地を構える球団の試合をブロックもしくは県域で放送する場合がある
  11. ^ 放送は関西ネットワーク・素材はほか西日本ネットワークを含む
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