皮膚糸状菌症
皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう、英: dermatophytosis)とは子嚢菌門の皮膚糸状菌群の感染を原因とする感染症。皮膚糸状菌は表皮の角質層、被毛、爪鉤において増殖する。人獣共通感染症の一つ。皮膚真菌症に含まれる。
皮膚糸状菌の種類
Microsporum属(小胞子菌属)、Trichophyton属(白癬菌属)、Epidermophyton属(表皮菌属)が知られている。一例としてT. verrucosmはウシやヒトに感染する。
疾患の種類
検査
- ウッド灯検査 - M. canis や M. equinum などが被毛で増殖している場合、ウッド灯を当てると黄緑色蛍光を発する。
- 皮膚真菌検査(KOH検査)による直接鏡検
- 真菌培養
- トリコフィチン反応
治療
治療には抗真菌剤を用いるが、若干、疾患によって使用の仕方が異なるので注意が必要である。
参考文献
外部リンク
- 皮膚糸状菌症 - J-GLOBAL
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