漫才ギャング

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漫才ギャング』(まんざいギャング)は、お笑い芸人の品川祐(ペンネーム:品川ヒロシ)作による、日本小説2011年3月に映画化された。

リトルモアから刊行され、鈴木大がカバーイラストを担当した。

あらすじ

コンビ結成10年目を迎える売れない漫才コンビでボケとネタ作りを担当する飛夫は、相方から解散を告げられる。やけ酒を飲みトラブルに巻き込まれ留置場に入った飛夫は、そこで全身タトゥーの不良、龍平に出会う。龍平と少しずつ会話するなかで、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫がコンビ結成を申し込むと、意外にも龍平は承諾する。

映画

漫才ギャング
監督 品川ヒロシ
脚本 品川ヒロシ
出演者 佐藤隆太
上地雄輔
音楽 林祐介
御供信弘
主題歌 SuperflyBeep!!
撮影 北信康
編集 須永弘志
製作会社 「漫才ギャング」製作委員会
配給 日本の旗 角川映画
公開 日本の旗 2011年3月19日
上映時間 137分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 8億4200万円[1]
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2011年3月19日に公開された、作者の品川が自ら監督・脚本を務めた、自身の原作による『ドロップ』に次ぐ2作目の監督作品。佐藤隆太上地雄輔のW主演。主題歌はSuperflyが担当し、劇中歌は遊助が担当した。

東北地方太平洋沖地震の影響で休館や営業時間短縮もあり、全体の興行収入も落ち込んでいる中、全国192スクリーンで公開し、2011年3月19、20日初日2日間で興収は興収8,600万4,500円、動員は6万8,206人、初日3日間で興収興収1億3,912万8,600円、動員11万934人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第8位となった[2]。角川シネマ有楽町と大阪の梅田ブルク7となんばパークスシネマで行われた舞台あいさつ上映回と初回終了後に行われた募金の合計225万5,228円が日本赤十字社を通じて義援金として寄付されており、沖縄国際映画祭でのプレミア上映では、被災地での無料上映会も検討していると語っている[3]

キャスト

スタッフ

品川祐監督作品
2000年代
  • two shot(2003年)
  • ドロップ(2008年)
2010年代
2020年代
  • 戦湯 ~SENTO~(2021年)
  • リスタート(2021年)
  • OUT(2023年)

漫画版

ヤングエース』(角川書店)2010年10月号より2011年8月号まで、阿部潤の作画による漫画が連載された。

舞台

漫才ギャング -リローデッド-』のタイトルで、2023年5月 - 6月に東京・銀座博品館劇場、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKAで上演予定[4]。主演は馬場良馬菅田琳寧。演出はマギー、脚本は岩崎う大[4]

キャスト

スタッフ

脚注

  1. ^ キネマ旬報」2012年2月下旬決算特別号 206頁
  2. ^ 震災の影響で映画の興収落ち込む中『ワンピース』『プリキュア』が初登場  子どもたちの笑顔で映画館も明るくシネマトゥデイ 2011年3月24日
  3. ^ 沖縄国際映画祭:カウントダウンフェスタ開幕 「漫才ギャング」上映で品川監督が被災者にエール毎日新聞 2011年3月19日
  4. ^ a b “主演は馬場良馬&菅田琳寧、品川ヒロシの小説「漫才ギャング」舞台化”. ステージナタリー. ナタリー (2023年1月21日). 2023年1月21日閲覧。

外部リンク

  • 映画公式サイト - ウェイバックマシン(2011年4月22日アーカイブ分) - 角川映画
  • よしもと見ホーダイ 漫才ギャング - Yahoo! JAPAN
  • 漫才ギャング - allcinema
  • 漫才ギャング - KINENOTE
  • 漫才ギャング - IMDb(英語)
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