気象ロケット観測所

座標: 北緯39度02分 東経141度50分 / 北緯39.033度 東経141.833度 / 39.033; 141.833 気象ロケット観測所(きしょうロケットかんそくじょ)は、かつて存在した日本気象観測ロケット射場である。岩手県綾里に位置するため、英語ではRyori と表記される。

気象庁1970年4月に開設し、同年7月15日に初発射。2001年3月21日の観測終了まで、MT-135Pロケットによる観測を計1,119回行った[1]

北太平洋唯一の気象ロケット観測所であったが、観測終了後に気象ロケット観測所の名称は廃止された。2002年3月1日以降は大気環境観測所として、エアロゾルライダーを用い、温室効果ガスオゾンなどの大気観測を行っている。

参考文献

  • “気象ロケット観測”. 気象事業支援センター. 2010年3月10日閲覧。
  • “Ryori”. Encyclopedia Astronautica. 2010年3月10日閲覧。
  • “MT-135”. 宇宙航空研究開発機構宇宙情報センター. 2010年3月11日閲覧。
  • “こんにちは!気象庁です! 平成14年5月号”. 気象庁. 2010年3月11日閲覧。

脚注

  1. ^ “宇宙こぼれ話 取締役 南日本事業部長 長尾隆治 第3回 「ロケット発射場の話(3)」”. 株式会社コスモテック. 2018年10月9日閲覧。

外部リンク

  • 気象ロケット観測30年報 一般財団法人 気象業務支援センター.2019年5月17日閲覧