伊藤匠

 伊藤匠 七段
名前 伊藤匠
生年月日 (2002-10-10) 2002年10月10日(21歳)
プロ入り年月日 2020年10月1日(17歳)
棋士番号 324
出身地 東京都世田谷区
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 宮田利男八段
段位 七段
棋士DB 伊藤匠
戦績
一般棋戦優勝回数 1
2023年12月26日現在
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伊藤 匠(いとう たくみ、2002年10月10日[1][2] - )は、日本将棋連盟の棋士[3]。棋士番号324[1]宮田利男門下[1][2]東京都世田谷区出身[1][2]

棋歴

幼少期

5歳のときに父親に将棋を教わる[1]。まもなく自宅から徒歩圏内だった宮田利男現八段が経営する三軒茶屋将棋倶楽部に通うようになる[4]

2010年の第9回全国小学生倉敷王将戦の低学年の部で準優勝した[5][6]

2012年1月に行われた第9回全国小学生将棋大会準決勝で、伊藤と同学年の藤井聡太[7]と対局し伊藤が勝利している(伊藤は2位、藤井は3位)[8][6]

同年4月、三軒茶屋将棋倶楽部で将棋の研鑽を積む様子がNHK教育の「カラフル!」で放送された[9]

2013年7月にヨーロッパ選手権の会場(ベラルーシミンスク)を父親と訪れ、世界オープン将棋選手権に参加し優勝した[10][11]。このとき、後に女流棋士となるカロリーナ・ステチェンスカとも対局し勝利している[12]

研修会時代

2013年9月に奨励会入会。2018年、将棋に専念するため、高校1年生の1学期中に在籍する高校を退学[13]

2018年4月より三段リーグに参加。2020年9月12日に第67回三段リーグで14勝2敗となり、1位が確定したため、四段昇段が内定した[7]。2002年10月10日生まれの伊藤は、この時点の最年少棋士藤井聡太(2002年7月19日生まれ)よりも3か月ほど若く、4年ぶりの新たな最年少棋士となった[3][14]。なお最年少棋士の座は、新たな最年少棋士藤本渚(2005年7月18日生まれ)が2022年10月1日付で四段昇段するまで続いた。

プロ入り後

2020年度

2021年3月27日にAbemaで放送された「第4回ABEMAトーナメント」のドラフト会議でリーダー棋士を務めた藤井聡太から指名を受け、高見泰地とともに「チーム藤井」を結成した[15]

2021年度

9月18日に行われた「第4回ABEMAトーナメント」決勝では、5勝3敗のチーム成績で相手のチーム木村を破り優勝を果たした[16]

プロ入り同期の古賀悠聖との決勝となった第52期新人王戦決勝三番勝負では、2021年10月11日に行われた第2局を2連勝で勝利して棋戦初優勝を飾った[17]。新人王戦の優勝者にはその時点のタイトル保持者1人との記念対局が組まれることが恒例となっており、同年11月に竜王を獲得して史上最年少四冠となった藤井聡太との記念対局が2022年1月2日に放送された(結果は98手で藤井の勝利[18])。なお、記念対局が同学年の棋士同士となるのは史上5例目、10代の棋士同士となるのは史上初であった[19]

2021年12月3日には第63期王位戦予選3組決勝で日浦市郎に勝利し、自身初となる挑戦者決定リーグ進出を決めた[20]。この予選ではタイトル保持者である永瀬拓矢王座を下す金星を挙げている[21]。リーグ戦紅組では3勝2敗の成績を挙げたもののリーグ陥落となった。

第80期順位戦では、順位が下位から始まる初参加のため自力昇級ではなかったが、最終局で近藤正和七段に勝利し競争相手が敗れたため、9勝1敗の好成績でC級2組の1期抜け、C級1組への昇級と五段への昇段を果たした。

2022年3月30日、第63期王位戦挑戦者決定リーグ紅組で西尾明七段に勝利して2021年度の勝率を0.818(45勝10敗)とし、年間勝率1位となった。これにより、藤井聡太がデビュー以来続けていた年度勝率1位の記録を連続4年で止めた[22]

2022年度

第35期竜王戦では5月19日の6組ランキング戦決勝で高田明浩に勝利し、ランキング戦初優勝を果たした。決勝トーナメントでは5組優勝の佐々木大地と4組優勝の大橋貴洸に勝利したが、1組5位の稲葉陽に敗れた。

第48期棋王戦コナミグループ杯では、挑戦者決定トーナメントで前期挑戦者の永瀬拓矢王座を破る等でベスト4進出と健闘するも、準決勝で羽生善治九段に、敗者復活戦で藤井聡太竜王に敗れた。

第81期順位戦C級1組は、9連勝の好成績であったが、最終局に敗れたことで、昇級枠の3つには8勝1敗から最終局に勝利して9勝1敗となった石井健太郎・青嶋未来渡辺和史の3人が滑り込み、同組初参加者として順位が下位であった伊藤は3人と同成績ながら順位差で昇級を逃す結果となった[注釈 1]

2023年度

第36期竜王戦では4月20日5組ランキング戦準決勝で藤森哲也に勝利し、竜王ランキング戦連続昇級により六段に昇段。5月16日のランキング戦決勝で服部慎一郎に勝利し、2期連続ランキング戦優勝を果たした。決勝トーナメント(本戦)では出口若武大石直嗣広瀬章人丸山忠久稲葉陽を破り挑戦者決定戦まで駒を進め、制度改正前も含めて竜王戦史上初となる5組優勝からの挑戦者決定三番勝負進出を決めた[注釈 2]。5組以下の本戦進出者が本戦で5勝したのも史上初である。8月14日、挑戦者決定三番勝負第2局で第1局に引き続き永瀬拓矢に勝利して竜王挑戦を決め、同時に七段に昇段した[23]。決勝トーナメント最底辺からの竜王挑戦は旧形式のトーナメントでも未達成であり、竜王戦史上初の快挙であった(旧形式のトーナメントでは下位クラスからの出場者が現行形式よりも有利であった)。また、開幕局時点で竜王戦を戦う藤井と伊藤の年齢合計は41歳で、すべてのタイトル戦を通じて史上最年少対決であった[注釈 3][24]。さらに、いずれも2002年生まれの同年代であり、タイトル保持者と挑戦者の両者が21世紀生まれであるタイトル戦は将棋界史上初であった[25]。七番勝負は0勝4敗で伊藤が敗退し竜王獲得はならなかった[26]

第49期棋王戦では、前期ベスト4による本戦シードを生かし2期連続でベスト4に進出。挑戦者決定トーナメントでは準決勝で広瀬章人に破れたが、敗者復活戦1回戦で豊島将之、敗者復活戦決勝で本田奎にそれぞれ勝利し挑戦者決定二番勝負進出。挑戦者決定二番勝負では広瀬章人九段に連勝し、棋王挑戦を決めた。五番勝負は0勝1持将棋3敗で藤井に敗れ、棋王獲得はならなかった[27]

第82期順位戦C級1組は、前期を下回る8勝2敗だったが、昇級3枠の内で順位差で3位に入り、B級2組への昇級を決めた。

第9期叡王戦では、六段戦予選を勝ち抜き、本戦トーナメントでは順に、山﨑隆之八段、斎藤明日斗五段、青嶋未来六段を破り、挑戦者決定戦では永瀬拓矢九段を破り藤井聡太叡王への挑戦権を獲得した[28]

棋風

  • 得意戦法は相掛かり[1]

人物

  • 父は弁護士の伊藤雅浩 [29]
  • プロ野球の中日ドラゴンズの熱狂的ファンだった[17]
  • 2012年1月開催の第9回小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会で藤井聡太と準決勝で当たり、伊藤が接戦を制した。敗れた藤井は号泣したという逸話から、「藤井を泣かせた男」と呼ばれるようになった[30]。伊藤は自分を引き揚げてくれた存在として藤井への思いを語った[31]

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 2013年09月00日 : 6級 - 奨励会入会
  • 2017年12月00日 : 三段(第63回奨励会三段リーグ戦からリーグ参加)[1]
  • 2020年10月01日 : 四段(第67回奨励会三段リーグ成績1位) = プロ入り[1]
  • 2022年03月10日 : 五段 - 順位戦C級1組昇級(通算50勝13敗)[32]
  • 2023年04月20日 : 六段 - 竜王戦ランキング戦連続昇級(通算93勝28敗あるいは94勝28敗)[33]
  • 2023年08月14日 : 七段 - 竜王挑戦(通算110勝30敗あるいは111勝30敗)[34][35]

主な成績

タイトル挑戦

タイトル戦登場 合計 3回 / タイトル獲得 なし

一般棋戦優勝

  • 新人王戦 1回(2021年度 = 第52期)

非公式戦優勝

将棋大賞

  • 第49回(2021年度) 勝率一位賞、新人賞
  • 第51回(2023年度) 優秀棋士賞、最多対局賞、最多勝利賞、升田幸三賞

在籍クラス

竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦
(出典)
(出典)竜王戦
(出典)
名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
2020 79 四段昇段前 34 6組 -- 2-2
2021 80 C250 9-1 35 6組 2-1 6-0
2022 81 C130 9-1 36  5組  7-0 5-0
36 (竜王戦初の5組からの竜王挑戦)
2023 82 C101 8-2 37 1組 -- 2-2
2024 83 B224 38 1組 --
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

年度別成績

公式棋戦成績
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2020 11 7 4 0.6363 [1]
年度 対局数 勝数 負数 勝率 (出典)
2021 55 45 10 0.8181 [2]
2022 51 37 14 0.7254 [3]
2023 69 51 17 0.7500 [4]
2021-2023
(小計)
175 133 41
通算 186 140 45 0.7567 [5]
2023年度まで

メディア出演

  • NHK Eテレカラフル! ~世界の子どもたち~」(2012年4月27日)[36]
    第107回 / 2012年度 第3回『もっと強くなるために』 - 小学4年生当時に取材したドキュメンタリー番組

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 過去に9勝1敗で昇級を逃した棋士はいたが、9連勝から昇級を逃したのは伊藤が初。
  2. ^ 過去の35期において、6組優勝からの三番勝負進出は、第7期の行方尚史が達成しているが、5組優勝者のみ三番勝負進出がなかった。
  3. ^ 過去の最年少は第57期棋聖戦で対戦した屋敷伸之棋聖(当時18歳)―森下卓六段(当時24歳)の計42歳。

出典

  1. ^ a b c d e f g h “新四段誕生のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 日本将棋連盟 (2020年9月26日). 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ a b c “17歳伊藤匠が四段昇段、藤井超え現役最年少棋士に”. 日刊スポーツ. (2020年9月12日). https://www.nikkansports.com/m/general/news/amp/202009120000794.html 2020年9月12日閲覧。 
  3. ^ a b 「藤井聡太2冠の同学年棋士が誕生 伊藤匠三段が四段昇段で「新・最年少棋士」に」『スポーツ報知』、2020年9月12日。2020年9月12日閲覧。
  4. ^ “伊藤匠七段、将棋の道のきっかけは「5歳のクリスマス」 父のブログに記された出会い”. AERA dot. 2024年1月15日閲覧。
  5. ^ 『全国小学生倉敷王将戦』日本将棋連盟。https://www.shogi.or.jp/tournament/elementary_school/ 
  6. ^ a b 勝又清和『藤井聡太二冠が「最後に泣いた相手」? “最年少棋士”伊藤匠新四段(17歳)とは』Number Web、2020年9月17日。https://number.bunshun.jp/articles/-/845071 
  7. ^ a b “現役最年少プロ棋士の伊藤匠新四段が誕生 藤井王位より3カ月年下”. 毎日新聞. (2020年9月12日). https://mainichi.jp/articles/20200912/k00/00m/040/211000c 2020年9月12日閲覧。 
  8. ^ 松本博文 (2020年2月20日). “西山朋佳三段(24)と三段リーグ最終戦で対戦する伊藤匠三段(17)は藤井聡太七段と同い年の天才少年(松本博文) - 個人 - Yahoo!ニュース”. 2020年9月12日閲覧。
  9. ^ 『カラフル! [特別活動] [2012年度 第3回] 4月27日 もっと強くなるために』NHK for School。 オリジナルの2013年7月30日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20130730232758/https://www.nhk.or.jp/tokkatsu/colorful/index_2012_003.html 
  10. ^ 北尾まどか『ベラルーシの将棋熱』47News、2017年10月13日。https://www.47news.jp/681842.html 
  11. ^ European Shogi Championship in Minsk 2013 - YouTube
  12. ^ 伊藤雅浩『World Open Shogi Championship 2013 in Minsk (2)』2013年7月24日。https://masahiroito.hatenablog.com/entry/20130724/1374674766 
  13. ^ 「ところが伊藤は1年の1学期のうちに高校をやめて、将棋に集中した。」 藤井聡太二冠が「最後に泣いた相手」? “最年少棋士”伊藤匠新四段(17歳)とは(3/4) - 将棋 - Number Web - ナンバー, (2020/09/17), https://number.bunshun.jp/articles/-/845071?page=3 2022年9月10日閲覧。 
  14. ^ “将棋の新・最年少棋士の伊藤匠新四段「藤井2冠に追いつきたい」”. スポーツ報知 (2020年9月26日). 2020年10月28日閲覧。
  15. ^ 編集部, ABEMA TIMES. “最強の18歳コンビ誕生!藤井聡太王位・棋聖、伊藤匠四段を指名「どんな将棋か楽しみ」/将棋・ABEMAトーナメント | ニュース”. ABEMA TIMES. 2022年1月5日閲覧。
  16. ^ TIMES編集部, ABEMA. “藤井聡太三冠、ABEMAトーナメントで個人・団体で4連覇達成!「チームの方のおかげ。感謝してもしきれないです」 | ニュース”. ABEMA TIMES. 2022年1月5日閲覧。
  17. ^ a b “伊藤匠四段 藤井世代が新人王「いずれタイトル戦で戦いたい」”. スポーツ報知 (2021年10月12日). 2022年1月5日閲覧。
  18. ^ TIMES編集部, ABEMA. “藤井聡太竜王、貫禄の一局 伊藤匠四段に勝利 将棋界の未来を担う19歳対決/将棋・新人王戦記念対局 | ニュース”. ABEMA TIMES. 2022年1月5日閲覧。
  19. ^ “記念対局は藤井竜王の貫禄勝ち、第52期新人王戦”. マイナビニュース (2022年1月5日). 2022年1月5日閲覧。
  20. ^ “伊藤匠四段が初の王位リーグ入り 同学年・藤井聡太王位への挑戦目指す”. スポーツ報知 (2021年12月3日). 2022年1月5日閲覧。
  21. ^ TIMES編集部, ABEMA. “伊藤匠四段、「4強」の一角・永瀬拓矢王座に勝利 藤井聡太三冠と同学年の若手ホープが金星/将棋・王位戦予選 | ニュース”. ABEMA TIMES. 2022年1月5日閲覧。
  22. ^ “藤井竜王、デビュー以来5年連続の「勝率1位」ならず…同学年19歳・伊藤五段が上回る”. 読売新聞. (2022年3月30日). https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/20220330-OYT1T50312/ 2022年3月31日閲覧。 
  23. ^ “永瀬拓矢王座VS伊藤匠六段 第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局 伊藤匠六段が勝利し藤井聡太竜王へ挑戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2023年8月14日閲覧。
  24. ^ “12時間58分制した 竜王戦は最年少対決 21歳藤井竜王を“泣かせた男”20歳の伊藤六段が挑戦”. スポーツニッポン. 2023年8月15日閲覧。
  25. ^ “藤井聡太七冠vs“藤井聡太を泣かせた男”伊藤匠七段 21世紀生まれの棋士同士のタイトル戦は史上初 竜王戦第一局始まる”. CBCnews. 2023年10月6日閲覧。
  26. ^ “【竜王戦】藤井聡太竜王が3連覇! 8冠制覇後初防衛、タイトル戦19連勝で故大山康晴氏に並ぶ”. 日刊スポーツ (2023年11月11日). 2023年11月11日閲覧。
  27. ^ 日本放送協会 (2024年3月17日). “藤井八冠が伊藤七段に勝利 「棋王戦」2連覇 勝率は歴代2位に | NHK”. NHKニュース. 2024年3月17日閲覧。
  28. ^ “伊藤匠七段が永瀬拓矢九段下し藤井叡王への挑戦権獲得 第9期叡王戦挑戦者決定戦(スポニチアネックス)”. Yahoo!ニュース. 2024年3月19日閲覧。
  29. ^ “伊藤匠七段、将棋の道のきっかけは「5歳のクリスマス」 父のブログに記された出会い”. AERA dot. 2024年1月15日閲覧。
  30. ^ “【竜王戦】「藤井を泣かせた男」伊藤匠六段が連勝でタイトル戦初出場決めた 藤井聡太竜王に挑戦”. 日刊スポーツ. 2023年8月15日閲覧。
  31. ^ “【一問一答】藤井聡太竜王に挑戦決定の伊藤匠七段「藤井竜王を追いかけてここまでこられた」”. スポーツ報知. 2023年8月15日閲覧。
  32. ^ “伊藤匠四段が五段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2022年3月11日閲覧。
  33. ^
    • 2023年3月31日までの通算成績は「89勝28敗」。2023年4月1日から20日までの対局結果(判明分)は、月間対局結果に表記の2局で2勝0敗に、放送前の第31期銀河戦8-9回戦の対局結果(2勝0敗)を加算した4勝0敗。この間、対局日が不明の第73回NHK杯1回戦の対局1局(1勝0敗)が行なわれている場合は5勝0敗。そのため、六段昇段時点の通算成績は「93勝28敗」あるいは「94勝28敗」。
    • “通算成績(2023年3月31日対局分まで)|成績・ランキング|日本将棋連盟” (2023年4月1日). 2023年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月1日閲覧。
    • “2023年4月|月間対局結果|対局予定・結果|日本将棋連盟”. 2023年12月10日閲覧。
  34. ^ “永瀬拓矢王座VS伊藤匠六段 第36期竜王戦挑戦者決定三番勝負第2局 伊藤匠六段が勝利し藤井聡太竜王へ挑戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟”. www.shogi.or.jp. 2023年8月14日閲覧。
  35. ^
    • 2023年7月31日までの通算成績として「105勝30敗」と表示しているが、この時点では放送前の第31期銀河戦9-11回戦の対局結果(3勝0敗)を除いているため、2023年7月31日までの正式な通算成績は「108勝30敗」。2023年8月1日から14日までの対局結果(判明分)は2局で2勝0敗。この間、対局日が不明の第73回NHK杯2回戦の対局1局(1勝0敗)が行なわれている場合は3勝0敗。そのため、七段昇段時点の通算成績は「110勝30敗」あるいは「111勝30敗」。
    • “通算成績(2023年7月31日対局分まで)|成績・ランキング|日本将棋連盟” (2023年8月1日). 2023年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月1日閲覧。
    • “2023年8月|月間対局結果|対局予定・結果|日本将棋連盟”. 2023年12月10日閲覧。
  36. ^
    • (あらすじ)“もっと強くなるために | カラフル!~世界の子どもたち~ | NHK for School”. 2023年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月13日閲覧。
    • (動画配信)“もっと強くなるために | カラフル!~世界の子どもたち~ | NHK for School”. 2023年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 伊藤匠|棋士データベース|日本将棋連盟
  • チーム藤井 (@abT_fujii) - X(旧Twitter)
日本将棋連盟所属棋士 (現役棋士 および 2024年度引退棋士)
タイトル
保持者

永世称号 襲位者0
永世称号 有資格者

九段
八段
七段
六段
五段
四段
2024年度
引退棋士
 七段  伊奈祐介(2024年5月10日引退)
2024年5月10日時点 / 日本将棋連盟所属 / は2024年度の昇段 / 引退棋士の()は引退日 / 詳細は将棋棋士一覧を参照
第37期竜王戦ランキング戦
竜王
1組
(定員16名)
2組
(定員16名)
3組
(定員16名)
4組
(定員32名)
5組
(定員32名)
6組
(参加70名)
女流棋士
アマチュア
  • 慶田義法アマ
  • 竹内広也アマ
  • 小林康太郎アマ
  • 中川慧梧アマ
  • (出場4名)
奨励会員
次期から出場
★挑戦者 / △次期昇級 / ▼次期降級 / 初参加棋士(棋士として初参加) / 詳細については将棋棋士の在籍クラスを参照。
名人
A級
B級1組
B級2組
C級1組
C級2組
フリー
クラス
宣言
棋戦限定
出場
2024年度
引退者

先頭の数字は順位(名人、フリークラス以外)/ フリークラスの数字は在籍可能残り年数(2024年度開始時点)
B級2組 - C級2組の * は降級点の数(B級2組・C級1組は降級点 2で降級、C級2組は降級点 3で降級)
詳細については将棋棋士の在籍クラスを参照
新人王戦 優勝 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
関連項目
タイトル戦経験者を除く26歳以下・六段以下の棋士などが参加。★は三段優勝者。☆は出場中に四段昇段(該当4名)。
 
将棋大賞
優秀棋士賞 受賞 1回
2000年代
2010年代
2020年代
  • 20 豊島将之
  • 21 渡辺明
  • 22 渡辺明
  • 23 渡辺明
  • 24 伊藤匠
第33回(2006年)より創設。前年度の活躍が対象。
勝率一位賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
最多勝利賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
最多対局賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
新人賞 受賞 1回
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象
升田幸三賞 受賞 1回
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
前年度の活躍が対象。< >は特別賞。