ペラ

曖昧さ回避 この項目では、マケドニア王国の都市とその遺跡について説明しています。その他の用法については「ペラ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
ペラ
Πέλλα
ペラの遺跡
ペラの位置(エーゲ海内)
ペラ
エーゲ海における位置
エーゲ海の地図を表示
ペラの位置(ギリシャ内)
ペラ
ペラ (ギリシャ)
ギリシャの地図を表示
所在地 ギリシャの旗 ギリシャ中央マケドニア ペラ(英語版)
地域 マケドニア
座標 北緯40度45分36秒 東経22度31分09秒 / 北緯40.76000度 東経22.51917度 / 40.76000; 22.51917座標: 北緯40度45分36秒 東経22度31分09秒 / 北緯40.76000度 東経22.51917度 / 40.76000; 22.51917
種類 都市
面積 114 km2
高さ 38 m
歴史
文化 古代ギリシア
所属 マケドニア王国
追加情報
状態 遺跡

ペラギリシア語: Πέλλα[1])は、ギリシャ中央マケドニアにあるマケドニア王国の首都だった都市遺跡。

概要

紀元前5世紀末、アルゲアス朝バシレウスであったアルケラオス1世によって建てられ、旧都アイガイ(ヴェルギナ)から遷都された。三大悲劇詩人のエウリピデスもこの地で晩年を送ったように、古代ギリシアの文化を積極的に吸収した。

紀元前4世紀にアルゲアス朝のバシレウスであったピリッポス2世やアレクサンドロス3世もペラで生まれた。ディアドコイの一人カッサンドロスにより大規模なインフラの建設が行われ、ペラはマケドニア王国で最も豊かな都市として繁栄を享受することになる。現在発見されているペラの遺構は大半がカッサンドロスおよびその後のアンティゴノス朝時代に建設されたものである。

紀元前2世紀共和政ローマによって征服され、さらに地震の被害を受けてその繁栄を失った。古代ギリシアの歴史家ヘロドトストゥキディデスの著作にもペラについて記述が残されている。

モザイク画

画像

  • 現在のギリシャ領とマケドニア(点線)における位置。2つ並んだ黒丸の、北東がペラ、南西が旧都アイガイ。
    現在のギリシャ領とマケドニア(点線)における位置。2つ並んだ黒丸の、北東がペラ、南西が旧都アイガイ
  • ペラ遺跡平面図
    ペラ遺跡平面図

脚注

  1. ^ ギリシア語ラテン翻字: Pella
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