チェルシア・チャン

チェルシア・チャン
繁体字 陳秋霞
簡体字 陈秋霞
生誕 (1957-11-12) 1957年11月12日(66歳)
イギリス領香港
国籍 マレーシア
英語名 Chelsia Chan
職業 歌手、女優、作曲家
ジャンル ポップス、歌謡曲
担当楽器 ピアノ(英国王立音楽検定8級)
レーベル ポリドール・レコードフィリップス・レコード
活動期間 1975年 - 1981年
2006年 -
配偶者 ウィリアム・チェン(英語版)ライオン・グループ(英語版)会長)
兄弟姉妹 エンリコ・クォン(中国語版)(甥、歌手)
出身校 民生書院(英語版)
公式サイト www.chelsia-chan.com
受賞
  • 香港電影金像奨
    1983年 最優秀主題歌賞
    『俏皮女學生』主題歌 露雲娜(ロウィナ・コルテス)『戚眼眉』(作曲)
    金馬奨
    1977年 最優秀主演女優賞
    その他の賞
    1980年パナマ国際映画祭最優秀主演女優賞
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チェルシア・チャン陳秋霞1957年11月12日 - )は、香港出身の歌手女優作曲家。1970年代後半に香港・台湾韓国で人気を博し、一時期は日本でも歌手活動を行った。韓国ではケニー・ビーとのデュエット『One Summer Night』や卒業ソング『Graduation Tears(卒業の涙)』が世代を超えて歌い継がれている[1]。1981年にマレーシアの実業家ウィリアム・チェンと結婚し引退した。2006年に復帰。

経歴

1972年、英国王立音楽検定(英語版)8級認定。

1975年、自作曲『Dark Side of Your Mind(ひとかけらの愛)』で、流行歌曲創作邀請賽の作曲部門・パフォーマンス部門を同時受賞。ヤマハ音楽振興会主催の第6回世界歌謡祭予選への出場権を得る。11月、日本武道館で行われた同大会に参加する(予選落ち)[2]。アルバム『Dark Side Of Your Mind』発売。(『Dark Side of Your Mind』のみ日本で録音)[3]

1976年、香港・韓国合作映画『秋霞(Chelsia My Love)』(監督は台湾出身の宋存寿(英語版))で女優デビュー。韓国内で挿入歌の『One Summer Night』『Graduation Tears』がヒットする。

1977年6月、渡辺プロダクションに所属し[4]、チェルシア・チャン名義でシングル『インスピレーション』(有馬三恵子作詞・筒美京平作曲)を発売する。デビュー時のキャッチフレーズは「透きとおったさわやかさ」[5]。 10月、シングル『ロングロンググッバイ』(松本隆作詞)発売。『秋霞』で台湾の映画祭金馬奨最優秀主演女優賞を歴代最年少の19歳で受賞する[6]

1978年2月、シングル『チャイニーズ・ドール』(松本隆作詞)、筒美京平プロデュースのアルバム『マインド・ウェーブ』発売。

1981年、作曲した『一點燭光』がマイケル・クワン(英語版)の歌でヒット。華人実業家ウィリアム・チェンとの結婚を機に引退し、マレーシアに移住する。

1983年、作曲した1982年公開の映画『俏皮女學生(中国語版)』の主題歌『戚眼眉』(歌:露雲娜(中国語版)(ロウィナ・コルテス))が第2回香港電影金像奨最優秀主題歌賞を受賞する。

2005年10月、韓国放送公社の音楽番組「コンサート7080(朝鮮語版)」にケニー・ビーと出演し歌唱披露する[7]。12月、友人のジャッキー・チェンジャッキー・チュンアラン・タムアンディ・ラウが参加したチャリティー・ソング『家鄉的龍眼樹』を作詞・作曲する[1]

2006年、アルバム『放飛夢想(Fly Our Dreams)』を発売し正式に復帰する。

2016年、乳がん手術を受ける。闘病中も母校のメモリアルソングなど作曲活動を行った[1]

脚注

  1. ^ a b c 원 서머 나이트의 진추하, 암도 이겨낸 그를 만나다中央日報 2018年5月25日
  2. ^ 第6回世界歌謡祭YAMAHA
  3. ^ [1]公式サイト
  4. ^ [2]公式facebook
  5. ^ 『週刊プレイボーイ』(1977年8月2日号)
  6. ^ [3]公式サイト バイオグラフィー
  7. ^ <ピープル>香港スター、チェルシー・チャンが28年ぶりに来韓中央日報 2005年10月11日

外部リンク

  • Chelsia Chan Hong Kong Web Site公式サイト
  • チェルシア・チャン (chanchelsia) - Facebook
金馬奨最優秀主演女優賞
1960年代
  • 尤敏 (1962)
  • 楽蒂 (1963)
  • 李麗華 (1965)
  • 帰亜蕾 (1966)
  • 江青 (1967)
  • 凌波 (1968)
  • 李麗華 (1969)
1970年代
  • 帰亜蕾 (1970)
  • 盧燕 (1971)
  • 翁倩玉 (1972)
  • 上官霊鳳 (1973)
  • 盧燕 (1975)
  • 徐楓 (1976)
  • 陳秋霞 (1977)
  • 恬妞 (1978)
  • 林鳳嬌 (1979)
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 作品賞
  • 観客投票作品賞
  • 監督賞
  • 主演男優賞
  • 主演女優賞
  • 助演男優賞
  • 助演女優賞
  • 新人俳優賞
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  • MusicBrainz